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広く極める、
深くつながる

何かを「極める」。

そう聞くと、一つのことに特化して取り組むイメージがあるかもしれません。

この会社では、あらゆる仕事に広く取り組むことを「極める」と考えています。

不動産と建築を扱う、株式会社日本ビルディング経営企画。

物件の企画や設計・施工はもちろん、不動産コンサルティングや土地の買い付け、さらに管理・運営まで、さまざまな事業で一連の流れを担っています。

幅広い選択肢を備えているからこそ、さまざまな相談に応えられる。お客さん一人ひとりに、「ここだから」と感じてもらえるような深く長い関係性を築いてきました。

今回は、不動産の企画・運営と営業、そして経理・総務の担当をそれぞれ募集します。

業界未経験でも大丈夫。枠組みにとらわれることなく、さまざまな仕事に横断的にチャレンジしたい人に向いていると思います。



今回の取材場所は、浅草。日本ビルディング経営企画が開発した新しいビルに向かう。

以前の取材のときに土地を購入したと聞いていたので、完成した建物が見られるのを楽しみにしていた。

銀座線の浅草駅から歩いて5分。多くの観光客で賑わう浅草寺近くの通りに“The Room 浅草”を見つけた。

スタイリッシュなデザインのエントランスから中に入る。エレベーターで最上階の10階を訪れると、スタッフのみなさんが忙しそうに椅子や荷物を移動させていた。

なんだろう?と不思議に思っているところへ声をかけてくれたのは、新宿店の店長を務める高野さん。

これから入社する人も、事業本部がある新宿で一緒に働くことになる方。

「この前の週末に隅田川の花火大会があったでしょう。このフロアにお付き合いの深いお客さまを呼んでみんなでパーティーを開いたので、その片付け中なんです」

大きな窓からは、浅草の街が一望できる。花火を見るにはきっと絶好の場所なんだろうな。

「ここは元々、代表の千葉と長年お付き合いのある方が先祖代々所有してきた土地でした。それを手放すと決めたときに、『せっかくなら千葉さんに譲りたい』とおっしゃっていただいて。うちで購入させていただきました」

「ビルを建てて、その方に隅田川の花火を見ていただくのが、一つのお約束だったんです。ご夫妻でお越しいただき、パーティーでもとても喜んでいただけましたよ。このビルの最上階と屋上は自分たちで運営して、年に一度花火を楽しむと決めています」

代表の千葉正胤(まさたね)さんが、江戸時代からの家業である製薬メーカーをたたんで今の会社を創業したのは1986年のこと。

千葉さんのつながりもあり、何代も続く資産家や経営者が主なお客さん。ターゲットは限定されるものの、リピーターや紹介での仕事がほとんどだそう。

「うちのお客さま方は、先祖代々築いてきた資産をより良い形で後世に引き継ぎたいと考えていらっしゃいます。大切な資産の情報を明かせるのは、信頼関係があってこそ。千葉自身もその気持ちがわかるから、安心してお任せいただけることを一番に考えています」

日本ビルディング経営企画では、一つひとつ時間をかけて質の高い仕事を行っていく。

たとえば投資用に不動産購入を検討しているお客さんにも、いきなり購入の話をするのではなく、年収や家族のことなど、背景のヒアリングからはじめるそう。

ローンの組み方や相続時の対策、建物の管理コストまで考慮して、大切な資産を減らすことなく投資できるような提案をしていく。

「ある開業医のオーナーさんの案件では、最初は賃貸物件として建てるけれど、将来的にはそこを息子さんのクリニックにしたいというご要望がありました」

土地の取得からファイナンス、設計施工・管理まで一任されるなかで、悩ましかったのは建物のつくり。

一旦木造の建物を建て、将来的にクリニックを建て直すという案があったものの、それでは無駄が多くなってしまう。

そこで、初期費用は少し高くなるものの、はじめから鉄筋コンクリートでつくることを提案。将来的に間仕切壁を取り払えばクリニックに転用できる建物にした。

「時間はかかるけれど、そのぶんの丁寧さがうちの持ち味で、最大の武器だと思います。だからリピーターになってくださるし、二代、三代に渡ってお付き合いしていただけることもあるんだと思います」

不動産にまつわるあらゆる相談に応える。そんな姿勢が、長く関わり続けていきたいと思ってもらえる理由なのかもしれない。

投資用物件を購入するお客さんからは、土地の仕入れから物件の企画、設計、建築、管理まで一連の流れを任せてもらうことがほとんどなのだそう。

「本当に満足していただけるサービスを突き詰めたら、そのすべての領域について知る必要が出てきて、全部自社でやるという結論になりました。一級建築士事務所や特定建設業の免許をとったのも、すべてお客さまのためにはじめたことなんです」

土地のポテンシャルを見極めて、その価値が最大限活かせる物件をつくり、安心できる入居者を選ぶ。その一連の流れを、わずか十数人のスタッフで担っている。

「商売は、単にお金を稼ぐだけではダメだと千葉には言われますね。お客さまに満足していただくのはもちろんですが、自分たちにとっても納得のいく仕事をすることを大切にしています」

「それを極めようと思ったら、おのずと広くやることになっていくんです」

広くやることが、極めること。

賃貸や売買といった一つの領域にとらわれずに、視野を広げて考えられることで、あらゆる面でベストな提案ができるんだと思う。



とはいえ、不動産も建築もそれぞれが専門的な仕事。すべてを広く極めていくことは、簡単な道のりではないのでは?

そう感じる人にとって、溝井(みぞい)さんの言葉は、まずは一つずつやってみようと思えるきっかけになるはず。

溝井さんはもともと大手のコーヒーチェーンで働いていて、日本仕事百貨の記事をきっかけに入社した。

「働きはじめて1年が経ちました。不動産はまったくの未経験だったので、自分がどんな形で貢献できるのか、いろいろなことに取り組みながら探ってきた印象が強いです」

最初は、系列のレストランでの企画・運営や賃貸物件の広報など、今までの経験を活かせる仕事から取り組んできた。

「最近は賃貸の仕事がメインになりました。今は一旦、そちらを深掘りしてみたいと考えているんです」

現在の主な仕事は、自社物件のリーシングや管理。

問い合わせのあったお客さんの内覧対応から契約書の作成、入居後の困りごとへの対応。さらに家賃の管理、オーナーさんへの送金など、賃貸物件の入居に関する業務を一通り任されている。

「うちの会社の物件がテレビ番組で紹介されると、それに一目惚れしましたって物件を探しに来てくれる方もいるんです」

デザインにこだわっている物件だから、実際に部屋を案内したときによろこんでもらえることも多いという。

「数ヶ月前、ある物件の退去手続きをしたんですが、お客さまがお店にわざわざお見えになって、次に住む街にうちの物件があるかどうかご相談に来てくださったんです」

実際に住んでみて、部屋そのものが気に入ったのはもちろん、同じ建物に住むオーナーとの関係性も良かったことから、日本ビルディング経営企画の物件に魅力を感じていると話してくれたそう。

「入居時だけでなく、退去を決めた方から直接お褒めの言葉をいただけたのはとても印象的でした」

「残念ながら希望の土地に物件はなかったんですが、『今度引っ越すときがあったらまたぜひお願いしたい』と言ってくださって。私たちが紹介した住まいに満足していただいていたという証なので、直接お伺いすることができた貴重な経験だったと思っています」

生き生きと仕事の話をしてくれる溝井さん。

きっと着実に成長を重ねているんだろうな、と想像する一方で、気になることもある。

たとえば、扱う物件の多くはハイクラスな生活をしている人たちに向けたもの。お客さんとはどんな距離感で仕事をするのがいいんでしょうか?

「たしかに、ここに入社するまでは、ほとんど接する機会がなかったような方も多いです。そこに怖気付いてしまったり、自信をなくしてしまったりすると、働き続けるうちにつらくなってしまうかもしれません。打たれ強さは必要だなと思います(笑)」

「でもお客さまは優しい方ばかりなので、なるべく多くの方と接するように心がけていると、だんだんと適切な距離感がわかるようになります。マナーや教養は入社してからでも身につけられるし、店長の話を意識的に聞いたりして日々勉強しています」



最後に話を聞いたのは、先月入社したばかりの荒川さん。

花火大会の日は、入社1ヶ月にしてパーティーの司会に抜擢されたそう。

「まさかこんな大役をご指名いただくとは思いませんでしたよ(笑)。お客さまに顔を覚えていただくいい機会をいただけたかなと思います」

荒川さんも、日本仕事百貨の記事をきっかけに入社した一人。

「前職でも不動産会社で投資用物件を取り扱っていました。でも、もう少し幅広い視野で不動産に関わっていきたいなと。この会社なら、いろいろな業種に携わらせていただけるのかなと思って、転職を決めました」

経験を生かして、不動産売買の仕事から取り組みはじめている。既存のお客さんから購入や売却の相談を受けたときの仲介業務が、今の主な仕事。

今後は賃貸の知識も身につけて、仕事の幅を広げていきたいと考えている。

「この前も、賃貸借契約書の見直しの場に同席させてもらって。一条一条確認するんですよね。前職では賃貸の部門に一切関わっていなかったので新鮮でした。担当の仕事以外でも声をかけていただけるので、ありがたいですね」

「以前は、入居状況が気になっても自分の担当ではないので、何もできない状況でした。これからは、お客さまに物件を斡旋したり、ご紹介したりということにも関われる。うれしさの反面、もちろん大変さもあるんだろうなと思うんですけど、頑張って学んでいきたいと思っています」

十人十色のお客さんのニーズに応えるために。

まずは荒川さんのように、やったことのない仕事でも柔軟に取り組んでみようという気持ちが大切になるんだと思う。



最後に、新宿店店長の高野さんがこんな話をしてくれました。

「たとえばですけど、商店の女将さんみたいな性格の人がいいかもしれないですね。商品の仕入れも販売もして、従業員の面倒を見てお会計もして。そんなふうに幅広く切り盛りができる人が向いている仕事だと思います」

いきなり全部は難しくても、少しずつできる仕事が広がることで、成長を実感しやすい環境のはず。

「やってみたい」と感じたら、ぜひチャレンジしてみてください。その気持ちを、何より大切にしてくれる会社だと思います。

(2019/7/29取材 増田早紀)

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