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ソーシャルアパートメントは
フットワークの軽い人が多い

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突然ですが、「ソーシャルアパートメント」をご存知ですか?

ソーシャルアパートメントは、一人暮らしとシェアハウスのいいとこ取りをした新しい暮らしの在り方。

自分の部屋をきちんと確保しながら、広いラウンジや調理器具の揃ったキッチン、映画館やフィットネススタジオなど、一人暮らしでは手にできない設備をみんなでシェア。

交流を深めるために、入居者主体のイベントが開催されることも。

住まいのなかで、毎日多くの出会いが生まれています。

ソーシャルアパートメントを展開しているのが、株式会社グローバルエージェンツ。企画・販売・運営・管理まで、すべておこなっています。

今回募集するのは、問い合わせ対応から内見案内、申し込みの手続きまでを担当する営業スタッフ。

ルーティン業務がメインになりますが、入居者向けの企画を立てたり、WEBのコラムを書いたり、スキルを活かしてマーケティングに関わったり。自分のやりたい仕事に挑戦しやすい環境です。

暮らしも仕事もどちらも楽しみたい。そんな人におすすめです。

 

渋谷駅から30分ほど電車に乗って、武蔵中原駅で降りる。

静かな街並みを横目に10分ほど歩くと、コの字型の大きなマンションが見えてきた。

ここはソーシャルアパートメントの一つ、ネイバーズ武蔵中原。

思っていたよりもかなり大きい。

写真を撮っていると、グローバルエージェンツのみなさんが迎えにきてくれて、中に案内してくれた。

入り口をまっすぐ進み角を曲がると、ホテルのエントランスのような空間が広がっている。

1階は共用部になっていて、300㎡を超える大型ラウンジ。

キッチンは、コミュニケーションがとりやすいアイランド型。ひとりで調理したい人向けのクローズドキッチンもある。最新料理家電に食器・カトラリーも、自由に使えるそうだ。

ほかにも、バーカウンターがあったり、150インチの大型スクリーンとデジタルサウンドを備えた映画館があったり。フィットネススタジオに、ワーキングラウンジも。

どれも一人暮らしでは体感できないハイクオリティなものばかり。

羨ましい…!と本音がこぼれそうになる。

ソーシャルアパートメントのきっかけは、代表の山﨑さんが大学時代にロンドンへ留学したこと。

そのとき住んでいた家は、1階が大家さんの住居で、2〜3階の空き部屋を貸し出す仕組みだったそう。同じ家に住んでいるから、大家さんやほかの部屋の人たちと関わる機会もたくさんあった。

そこで暮らした経験が印象深く、帰国後も寮やゲストハウスなどに住んでいた山﨑さん。

さらに当時は、SNSが流行り出したころ。

人の交流が自由で活発におこなわれる面白さをリアルでも体現したいと思い、2005年にソーシャルアパートメントをつくることに。

そこから派生し、現在は人と人との出会いや交流を生む空間設計、サービスにこだわったホテルや飲食店も展開している。

「人と人が出会うと何かが生まれて、世界が広がる。そこに共感して入社しました」

話してくれたのは、入社して7年目になるソーシャルアパートメント事業部の菊地さん。

「ここに入社する前に、岡山のゲストハウスで1ヶ月過ごした経験があって。毎日ゲストさんが自己紹介するようなところだったので、何百人もの人となりに触れたんです」

「いろいろ話すことで新しい発見があって価値観も広がる。それはここで働いていても同じです」

はじめは営業の仕事を経験し、今は入居者専用アプリの管理とディレクション、経理の仕事などを担当している。

現在、ソーシャルアパートメントは約50棟、入居率は平均して92%。新しい物件の入居も、オープン前やオープン後1〜2週間で満室になることがほとんど。

新しい暮らし方として定着しつつある一方で、同じような事業をしている他社も増えてきた。

あらためて、ソーシャルアパートメントの特徴ってどんなところだと思いますか?

「ひとつは管理面かな。物件の清掃をしてくださるハウスキーパーさんも自社で雇用しているんですね」

同じ目的意識を持てるからこそ、掃除のクオリティも高く、入居者さんとコミュニケーションをとって、いい関係を築いている方も多いという。

「わたしも以前ソーシャルアパートメントに住んでいたことがあって、そのときはハウスキーパーさんと旅行に行ったこともあります」

「あとは“マイページ”っていう入居者さん用のアプリがあって。ほかの入居者さんの自己紹介が見られたり、みんなでご飯を食べたときの割り勘をアプリ上で決済できたり。交流を促進するオンラインツールがあるのも、ここならではだと思います」

入居者同士の交流は活発で、「ボディメイキングコンテスト」や「4物件対抗運動会」など、誰かの「やってみたい!」が形になっていくことも多い。

 

「生活動線がとても考えられているなと思っていて」

続けて話してくれたのは営業部の林さん。いまは都内のソーシャルアパートメントに住んでいる。

「たとえば、ラウンジを通らなくても自分の部屋に入れるとか。ほかにも、カウンター越しに友だちと話しながら利用することができるオープンキッチンと、一人でササっと用事だけ済ませることができるようなクローズドスペースのキッチン両方があるとか」

「自分の気分に合わせて、いつでも使い分けて暮らせるように考えられているのは、いいなって思います」

今回募集するのは、林さんと同じ営業スタッフ。

お客さんの問い合わせから内見案内の対応、申し込みの手続きまで。内見希望が多ければ、複数人を相手に物件を案内することもある。

「これだけの設備を説明するのもそうだし、共用部のルールも説明するので覚える内容も多いです。一人あたりに対してのご案内は、1〜2時間ぐらいかかりますね」

「よくもわるくも、わたしは嘘が苦手で。だから自分の扱う商材が好きじゃないと営業できないんです。そういう意味では、どの物件もすごく自信を持って案内できるなって」

印象に残っている入居者さんはいますか?

「私が1人立ちして間もないころにご案内した、Nさんって方がいて。その方は仕事がフルリモートに切り替わって、あんまり人と関わらなくなってしまったので、ソーシャルアパートメントに入居されたんですね」

入居後1年ほど、会う機会がなかった。

あるとき、その物件で内覧会を開くことになり、4人の入居希望者を案内することになった林さん。

当時入居案内できるのがラウンジに近い1階の部屋しかなく、日当たりと音の心配から希望者たちも入居を悩んでいた。

「営業がどう頑張って言葉にしても、刺さらないというか。たまたまその物件に住んでいたスタッフが、一人の入居者さんを連れてきてくれて」

「それがNさんだったんです」

ちょうど1階に住んでいたNさん。一住人として、「日当たりも問題ないし、音も気にならないよ」と、リアルな声を希望者の人に届けていく。

「わたしたちの代わりに言葉にしてくれて。『ここでの生活は楽しいです、みなさんもぜひ入ってきてください。待ってます』っていう最後の一言が大きな後押しになったことで、みなさんが申し込んでくれたんです」

「今では逆に1階が人気になっています(笑)」

入居者も一緒に内見案内をする。普段から当たり前に交流があるソーシャルアパートメントだからこそ、こういった偶然も生まれやすい。

新しく入る人も、入居者と積極的にコミュニケーションをとっていくことで、いろんなことが起こると思う。

入社して2年目。基本的な営業の仕事をしつつ、だんだんと別の仕事の可能性も模索している。

たとえば、入居者の交流がもっと進むように、フォトコンテストを企画・運営している。毎月、月ごとのテーマで写真を集め、そのなかからユニークなもの、印象に残っているものなどを決めて、撮影者に景品を渡すというもの。

「この会社で働くうえで、自分で考えて行動できることは大前提だと思います」

「基本的にはルーティーン業務なので、こうやって入居者さん向けのイベントの企画なども楽しめるような人だと、やりがいを持って働けると思います」

 

今回新しく入る人も、まずは林さんと同じように営業の仕事をきちんとこなしつつ、仕事の幅を広げていってほしい。

営業部でPRとマーケティングを担当している市川さんは、まさに自分の仕事を広げてきた方。

入社5年目で、はじめの2年ほどは営業を担当。

「内見でお客さんと話すのは好きなんですけど、だんだん慣れてくるんですね。そのときにどうしたらもっと楽しく仕事ができるか考えられるとよくて」

市川さん自身、「ちょっと商店街を通ってコロッケ買っていきませんか?」、「ここのインドカレーが美味しいんですよ」など、物件のことだけでなく、周辺のお店なども調べて、お客さんに案内していた。

「エリアのことを調べたら、そのエリアについての記事を書いてサイトに載せてみようとか、そうやって発想できる人は向いていると思います」

PR会社に勤めたり、トライアスロンの大会を運営する会社で働いたり。PRを軸に経験やスキルを積んできた市川さん。

もっと裁量を持って働きたいと思い、グローバルエージェンツに入社した。

PR・マーケティングとしての市川さんの役割は、大きく分けて二つ。

一つは、どうやってソーシャルアパートメントを知ってもらうか。もう一つは、興味を持ってもらえたら、どうやって次のアクションに繋げるか。

「たまたま、内見動画を撮っているYouTuberの方からお声がけしてもらって、一緒に取り組みしたのは印象的でした」

はじめは、ソーシャルアパートメントの広告動画を撮らないか?という相談だったけれど、話していくうちにまずは物件を案内することに。

案内した物件は、埼玉県和光市にある映画館付きの「FILMS和光」。

「案内するうちに、すごく気に入ってくれて。まずは一本動画を撮影することになりました。自社で運営しているので、細かい撮影条件についてもすぐに分かるし、担当として裁量も与えられているので、自身で判断して物事を進めやすいです」

 「判断に困る部分や重要な意思決定のときには、先輩に相談しやすい環境なので、安心して進めることができて、無事動画のリリースを迎えました」

公開した動画は、あまりの再生回数にサーバーが落ちるほど。その後ほかの物件でも紹介動画を撮るほど人気シリーズになった。

実はこれまで、PR・マーケティング専属スタッフは常駐しておらず、市川さんが初めてなんだそう。ここまで一社員に任されていることに驚いた。

挑戦しやすい環境は、働くうえできっとやりがいに感じられると思う。

 

最近、市川さんは地元の居酒屋でも働いている。理由は、近所に気軽に会える人をつくるには、自分がそういう場に飛び込めばといいと思ったから。

最初に話を聞いた菊地さんは、超大国の暮らしが気になり、このあいだまでアメリカに拠点を移して働いていたそう。

面白そうだと思ったことは、まずやってみる。みなさんフットワークが軽いと思いました。

そんな人たちがつくる場だからこそ、ソーシャルアパートメントでは日々新しい何かが生まれていく。

自分次第で、いくらでも楽しめる環境だと思います。

(2023/08/31 取材 杉本丞)

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