家に帰るとリビングにシェアメイトがいて、おかえりと迎えてくれる。
仕事終わりに、気の合う仲間とお酒を飲み交わす。
広いカウンターキッチンで気ままに料理。
疲れているときは、自室に直行。
映画鑑賞会をしたり、キャンプへ一緒に行くことも。

「ソーシャルアパートメント」は、個室に加えてラウンジなどのパブリックスペースが併設された交流型賃貸マンションです。
一人暮らしの良さもありながら、シェアハウスの良さも感じられる、新しい形のライフスタイル。
東京をはじめ大阪や京都などを中心に、全国50施設ほどあり、新規開業も続いています。
今回は、ソーシャルアパートメントの営業スタッフを募集します。
営業経験はなくて大丈夫。新しい住まいのあり方に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
田園都市線の用賀駅から徒歩15分ほど。株式会社グローバルエージェンツが運営するソーシャルアパートメント「ネイバーズ用賀」がある。

迎えてくれたのは、営業部マネージャーの伊藤さん。
「今は事業拡大フェーズなので、1年に3棟ほど、多いときには6棟も新規開業しているんですよ。各施設、入居率もかなり高く、ありがたいことに空室待ちになっている施設も多めです」

前職はインテリアショップで、アンティーク家具の販売員兼仕入れに携わり、9年前に入社した。これまでに新しい施設の企画開発担当として、16物件の開業に携わってきたという。
今回入る人は、伊藤さんのもとで働くことになる。
「新規開業が続いているのに加え、これまで手が回らなかった新しい領域にも挑戦していきたくて。事業部そのものを大きくしたいタイミングなんです。いろんなバックボーンを持ったメンバーがいて、営業経験者はむしろ少ないくらい。バラエティ豊かですよ」
具体的な業務としては、都内の物件を中心に内覧の案内をすること。内覧は1人あたり2時間ほど、じっくり時間をかけて丁寧に案内していく。普段は現場の仕事が6割、メールのやりとりなど、オフィスでの事務仕事が4割ほど。ピークは現場が7割ほどになることも。
「1〜3月はピークシーズンなので、1日最大3件内覧することもあります。私が現場に出ていたときは『ごはん何食べようかなあ』って、近くの美味しいお店を探したり、いろんなまちに行けるのが楽しかったですね」
担当エリアは沿線ごとなどにざっくり分かれているものの、スタッフ間でのスケジュール調整やお客さんの希望に合わせて柔軟に対応しているそう。

グローバルエージェンツが大切にしているのは、ソーシャルアパートメントというライフスタイルを世の中に広げ、発信し、文化として根付かせていくこと。
人が集まる「場」をつくり、そこで生まれる交流が暮らしの体験価値を高めていく。
仲介が入ることが多い一般的な不動産賃貸とは違い、企画、営業、運営、管理、清掃スタッフにいたるまで、すべてを自社で担っているのもそのためだ。
「私たちは、思いやこだわりを自分の言葉でお客さんに直接伝えることができます。営業といっても、語り手のようなイメージが近いかもしれません」
営業として経験を積むと、新しい施設の企画や空間づくりに携わるチャンスもある。
特に印象に残っているという、埼玉県のソーシャルアパートメント「FILMS和光」について教えてくれた。
「この物件は、私の映画好きが高じて『映画館に住まう』をテーマにしています。共用部に本格的なシアタールームがあるのが特徴で、コンセプトの立案から、音響機材や映像機材の選定までを担当しました。どんな絨毯だったら、どんな椅子だったら映画館みたいに見えるんだろう?と試行錯誤したんですよ」
自分の家にシアタールームがあるなんて、映画好きにはたまらないだろうな。

初めて企画を任された物件。背中を押してくれたのは、代表のひとことだった。
「企画内容を相談したとき『せっかくなら、中途半端じゃなくやり切ってみようね』と言われたんです。仕事だとどこまでやっていいのか、迷うときもありますが、リミッターをひょいっと取っ払ってくれた感じがして。なんだかすごく肩の力が抜けたんですよね」
FILMS和光が開業するときには、入居者さん主催による鑑賞会が開催された。
「入居者さん同士で相談した結果、初上映は映像も音も迫力のある『ワイルド・スピード』に決定。ほかにもショートフィルムを撮っている方を招いて、入居者同士の映画祭をやったり。ここまで活用してもらえるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったですね」
「やらない理由や、できない理由を探す前に、どうやったらできるだろう?と考えて動いてみる。その考え方は代表をはじめ、会社全体に根付いているような気がします」
じっくり考えた大きな一歩を踏み出すのではなく、少しずつステップを踏んでみて、違ったら修正すればいい。
柔軟性を持って、楽しみながら動ける人にこそ合っている仕事だと思う。
「ネイバーズ用賀には、地名の由来にちなんでヨガができる多目的スペースがあるんですよ」
そう教えてくれたのは、入社して2年半になる営業担当の橋本さん。
このクッションは、多目的スペースの壁にスポッとはめて収納できる特注品。三角形が特に可愛くてお気に入りなんだそう。

橋本さんが入社したきっかけは、学生時代に共同生活を送っていた経験から。日本仕事百貨は日常的に読んでいて、求人を見つけた次の日には応募していたそう。
「地元から離れた学校に通っていたので、15〜20歳が寮生活だったんです。そのときはクラスメイトとずっと一緒ですごく楽しかった思い出がありました」
「もともと建築関係のメーカーで技術職をしていて、もっと共感できてワクワクできる仕事はないかなと考えていた時期でした。ソーシャルアパートメントのことは詳しく知らなかったのですが、面白そう!ってピンと来たんです」
ネイバーズ用賀の開業担当になったのは、入社して1年が経った頃。マネージャーに声をかけられ、すぐに挑戦してみようと決めた。
コンセプトを決める段階から会議に参加。今も引き続き、内覧や管理を担当している。
「施設全体としては地層・レイヤーがコンセプトになっているので、よく見ると地層の要素がいたるところに散りばめられているんです」

ソーシャルアパートメントは「Switch」「COFFEEからはじまる、小さな生活革命」など施設ごとにテーマがあり、内装もそれに合わせてデザインされている。
「細部までこだわった空間づくりに、企画段階から関わっているので、内覧のときの説明にもつい熱が入ってしまいますね」
入居者さん同士の交流を図るイベントや、地域のお祭り、施設の魅力を伝えるウェブ記事や動画コンテンツの企画も担当している橋本さん。
「週末は内覧で忙しかったり、日々の事務仕事も多いのですが、ソーシャルアパートメントという考え方にはずっと肯定的でいられるので、なんでも一生懸命楽しんで取り組めています」

先日内覧を担当した女性のエピソードも教えてくれた。
ご案内が終わった後も、入居するかどうかずっと悩んでいて、漠然とした不安から一歩を踏み出せない様子だったという。
「キッチンにいた入居者さんにお話を伺ったり、お部屋への動線を何度も確認したりして。実際の生活イメージを膨らませられるようサポートした結果『挑戦してみます!』と入居を決めてくださいました」
「これまでの人生とは違う選択肢を選ぶって、とても勇気がいる決断だと思うので、その後押しができることが嬉しいですね」
入居したら、きっとこれまでの人生にない体験がたくさん広がっている。そんなきっかけをつくれるのは、大きなやりがいになるだろうな。
正社員になって半年ほどの平山さんは、ソーシャルアパートメントに併設されたカフェのアルバイトから社員になった方。
「学生時代、ワールドネイバーズ護国寺の近くに住んでいて、なんだか面白そうな場所があるな、と思って働きはじめました。入居者さんが多い夜の時間帯に入っていたのですが、お客さまというより友人のような距離感で話せて、みなさんの生活の一部に入れてもらえているような感覚がありました」

大学2年生のときにカフェで働きはじめ、就職活動を考えていくなかで、すぐ目の前にいい会社があったことに気付く。
「フラットな関係性で働ける社風であることと、誰かの人生が変わるきっかけになりたいという思いで会社を探していたんですけど。ある日、ポツンと食事していた新しい入居者さんが、みんなの輪に入って楽しそうにしている姿を見て『あれ?ここで実現できるじゃん』って(笑)」
すぐに正社員になりたいと相談し、当時の上司に本社へ掛け合ってもらった。会社としても、カフェのアルバイトから正社員になったスタッフはそれまでおらず、新しい道への挑戦はとても刺激的だったそう。
「入ってみたら、想像以上に幅広い業務ができて、やりがいがありますね。内覧は、最寄り駅で待ち合わせて一緒に歩いて向かうので、夏暑く冬寒いのが大変です」

「入居してすぐの方も、2週間後には『みんなでキャンプに行ってきました』とキラキラした笑顔でお話されていました。カフェ時代に、ここでなら実現できるかも、と思ったことが叶っていて嬉しいです」
今は内覧をメインに担当しながら、新規開業するソーシャルアパートメントの企画業務にも挑戦中。
「新しい物件では、これまでにない新しい取り組みも検討しています。導入する備品のセレクトや、コンセプトを練り上げていくのは、難しさもあって時間がかかりますね」

みんな使ってくれるかな。どう活用してもらえるだろう。その未来を想像するのが楽しいと笑顔で話す平山さん。
「新規開業の準備をして、内覧もして、となると1日があっという間。日記をつけているのですが、成長を感じる日々ですね。最近は社会人経験のある年上の後輩も入ってきたので、学ぶことが多いんですよ」

橋本さんと平山さんをはじめ、自身もソーシャルアパートメントに住んでいるというスタッフが多いのも特徴的。
一人暮らしは自由気ままな反面、ときには切なくなることも。
ソーシャルアパートメントの楽しさを、身をもって感じながら、新しい文化の担い手になってみませんか?
ワクワクする選択肢へ、一歩踏み出すあなたを応援しています。
(2026/07/17 取材 今井夕華)


