
日本仕事百貨を運営する株式会社シゴトヒトは、「自分の仕事をする人が増えている」をビジョンに掲げています。
「自分の仕事」とは、「これは自分がやる」と意思を持って選んだ仕事や、依頼された仕事でも納得感があるもの。
では、まだ「自分の仕事」が見つかっていないとしたら、どう探していけばいいのだろう。
わたしたちのオフィスがある東京・清澄白河でも「自分の仕事」をしている人はいるはず。
まずはわたしたちが、まちに出ていろいろな人に話を聞いてみよう。
そこで、新しいコラム「清澄白河しごとひと蒐集散歩(しゅうしゅうさんぽ)」をはじめることにしました。
“蒐集(しゅうしゅう)”とは、「特定のものをこだわって集める」という意味。
わたしたちがいま気になる人に会いにいき、「自分の仕事」を拾い集めていきます。

清澄白河は、江戸時代から続くお寺や庭園があり、静かで落ち着いた雰囲気のまちです。
昔ながらの工場や職人の技が息づく一方で、自家焙煎のコーヒーショップや倉庫を改装したギャラリーがオープンするなど、新しい文化も根付いています。
実際に歩いてみると、昔と今の仕事が溶け合う独特の雰囲気を感じられるかもしれません。
読者の方も清澄白河や身近なまちを歩いて、気になる人に会いにいったり、「自分の仕事」とはなにかを考えたり。各々の「自分の仕事」のかけらをコレクションしてほしい。そんな想いも込めました。
コラムを読み終わったあとは、求人に応募することもできるし、ピンときたらお店に足を運んでみるのもいい。
「自分の仕事をする人」を見つけて、ヒントを探ることで、同じように「自分の仕事」をしたい人たちが清澄白河に増えていく。
その人たちがつながって新しいコミュニティが生まれたり、新しい清澄白河の地図をつくってみたり。そんな構想も描いています。
清澄白河で働くことに興味がある人はもちろん、転職活動の前にまずは「自分の仕事」を立ち止まって考えたい人にとっても、自分の在りたい姿や言葉に出会う場所になれるとうれしいです。

