求人 NEW

常識をぶっ壊せ!
正しく、素直に
革命を起こすものづくり集団

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

「決められたことをやるんじゃなくて、自分はこれだ!と考えて、行動してみることができる人たちと一緒に働いて、一緒に生きていきたいよね。それが会社、そして社会を持続可能にすることにつながっていると思うんですよ」

常識にとらわれず、自分が正しいと思うことを行動につなげる。

あたり前なようで、誰にでもできることではないように思います。

考えて、手探りでもまずは手を動かして、ときに失敗して。

そんなふうに、世の中のものさしではなく、自分たちが正しい、楽しいと思えることを探求し続けている人たちがいます。


tamaki niime(たまきにいめ)は、ショールをメインに展開しているアパレルブランドです。作品はすべてが1点もの。鮮やかな色彩とやわらかな着心地を大切につくられています。

ブランドが生まれてから17年が経つ今、常に新しい作品が生まれているのはもちろん、有機農業を担当する人がいたり、敷地内を羊が歩いていたりと、さまざまなことが起き続けています。

今回は経験を問わず、染めたり織ったりして作品をつくるチーム、販売チーム、撮影チームやオンラインストアの運営チームなど、幅広く一緒に働く人を募集することになりました。

共通しているのは、一般的な常識にとらわれず、自分が正しいと思うことを試してくこと。

なんだかいい予感がしたら、ぜひ読み進めてみてください。
  
  
tamaki niimeの拠点がある兵庫県西脇市は、日本仕事百貨の取材で何度も訪れている場所。

また会いに行きたいなと思いつつ、今回はオンラインで話を聞かせてもらうことに。

画面の向こうで待っていてくれたのは、代表の玉木さん、そして一緒にブランドをつくってきた酒井さん。

「こんにちはー!」と明るく出迎えてくれた2人がブランドを立ち上げたのは17年前。

西脇で古くからつくられてきた播州織を再解釈し、たどり着いたのが、唯一無二のやわらかなショールだった。

あえてムラがでるように糸を染めたり、色を混ぜて紡いだり、さまざまな手法を織り交ぜて作品をつくっていく。すべてが1点ものになるよう、糸の組み合わせや織り方は生地1枚つくるごとに変えている。

ものづくりをもっと探求しようと、コットンを育ててみたり、自分たちが食べているものを確かめるように農業をはじめたり。

ここ何年かは「niime村」といって、自分たちの暮らしをつくっていくコミュニティづくりにも力を入れている。

「最近はね、バーベキューできる場所もつくりました。夜な夜な焚き火しながらミーティングができるようになったの。目指してるのは自給自足ですから。自分たちの生活は自分たちで守れるほうが、安心だし楽しいでしょう」

ものづくりを続けていくために大切にしているのは、地球にやさしくあること、そして自分たちが正しいと思う道を進むこと。

本やネットの情報で知った気にならず、実際に手を動かして、自分で確かめてみるのが玉木さん流。最近は東京・町田にお店をオープンした。

「やっぱりなにごとも、新しくはじめるっていうのはいいことですね。初心に帰れるというか、やってみないとわからないことがたくさんあるんだってわかる。これからもどんどんチャレンジし続けるために、仲間を探しています」

一緒に働いているのは個性豊かな面々。服飾の経験がある人もいれば、色とりどりの虫が好きなんだという人がデザインの仕事をしていたり、アフリカでtamaki niimeを広げたいと申し出てきた人もいるんだそう。

「みんな得意不得意があって大変だけど、それが楽しいんですよ。募集してない職種でも、これやりたいんだ!って人ならウェルカムです!」

画面の向こうからは、楽しそうに話す玉木さんの声とともに「コケコッコー」と烏骨鶏の鳴き声。敷地のなかでは、ほかにも3頭の羊と1匹の犬が一緒に暮らしている。

羊を飼いはじめたきっかけは、ショールの素材についてもっと知ろうと思ったこと。いずれ数を増やして原料を自給できるようになるかもしれないし、逆にウールを使ったものづくりを辞める道を選ぶこともあるかもしれない。

自分の目で、手で確かめながら、この先どんなものづくりをしていくのか考えていきたい。

「見てるとね、羊も人間も一緒なんです。コミュニケーションが下手くそな子もいれば、かしこい子はかしこい。みんな動物なんだなっていう目線になってきて。スタッフも、人として生きやすく、楽しくいてほしいよね」

「それが会社のためになればいいし、社会のためになれば継続していけるから。どうやったら持続可能で、自分たちも満足するし、地球ちゃんにもやさしいし、お客さんも喜ぶものづくりができるのか。それでね、最近はダンス部をつくったりしててね」

ダンス部、ですか。

「ふふふ。なんかね、チャーリーとチョコレート工場みたいにね、お店のスタッフが急に踊りだしたらめっちゃおもしろいよねって話がずっとあってね。最近ダンスができる人と出会ったから、じゃあ教えて!って。朝礼で毎朝練習してるから、みんな筋肉痛なの」

焚き火をしたり、羊を飼ったり、ダンスをしたり。これだけ聞くとのんびりした印象を受けるものの、スタッフたちは常にテキパキ動き続けている。

つくっているものを見ても、話を聞いていても、ものづくりに対してストイックに取り組んでいる人たちだとわかる。

担当がわかれているとはいえ、新しいことに挑戦すると同時に、職人のようにものづくりを深めていく環境は、誰にでも馴染むものではないと思う。

「どんなことをするにも、他人のせいにせず、お互いさまって思える人と働きたいと思っています。人生は結局、全部自分の選択でできていますからね」

「やりたいことがあるのにできないとか、選べないとか、なんて理不尽なんだ!ってフツフツしてる人がいたら、こっちにおいでー!っていう感じやね。おもしろい人と出会えるのが楽しみです」
  
  
次に紹介する谷口さんは、織りチームで働いている方。落ち着いた雰囲気で話してくれるのが印象的。

「ここに来る前は、船のディーゼルエンジンを組み立てる仕事をしていました。仕事は楽しくて10年くらい続けていたんですが、機械を洗うのに使う灯油にアレルギーが出てしまって。同じ環境で30年、40年続けるのは厳しくなってしまったんです」

服も好きだったという谷口さん。仕事を探しているとき、目に飛び込んできたのがtamaki niimeの求人だった。

心ひかれるがままに飛び込んできたのが3年前。入社してからは、織機のメンテナンスと生地づくりをする織りチームに所属している。

「下積みのような期間はほぼなくて。基本を覚えたら、どんどん挑戦させてもらえます。いそがしい時期にかぎって、ポン!と新しいことが飛んできたりして。いい意味でも、大変という意味でも、毎日『なんだこれ?』って思っているうちに、時間が経っちゃいましたね」

ベースとなるデザインに沿って、糸の色や組み合わせ、織り方を少しずつ変えながら、1点ものの生地をつくり続ける日々。毎日めまぐるしく、同じ日は一日としてないという。

「お客さまの声だったり、やっているなかで『こうしたらどうかな』と思うことを取り入れながら、常にマイナーチェンジしている感じです。誰かが指示を出すのではなくて、変えていくのは、織りを担当する全員なんです。みんなそれぞれ、常に考え続けて、少しでもいいものをつくろうとしています」

最近は新しいワンピースの生地をつくったという谷口さん。

やわらかさを残しつつ、生地にさまざまな表情を出せたところが気に入っているそう。

「『あ、これおもしろい』というものができたとしても、それは生地でしかないんですね。縫製チームに見てもらって、形にしてみて、ときには糸の染め方から考えて。話し合いながら、どんどんおもしろくなっていく。一人ではできないんですよ」

これまでさまざまなデザインを生み出してきた先輩たちに「これはどう?」と提案するのは、なかなか勇気がいりそうですね。

「もちろんすべてが作品になるとは限りません。だけど、ちょっとくらい『えっ?』って思うことでも、とりあえずやってみようかっていう空気が強いんです」

「先日も、効率よく生地をつくるためにつけていたミミがデザインの可能性を制限している気がして、とりませんかって相談をしたんです。そうしたらあっさり、そうだね、やってみようってことになりました」

そのミミは、先輩たちが試行錯誤を重ねてつくったものだったそう。

何年も続く“常識”を考え直していく。tamaki niimeのものづくりは、そうやって進化し続けてきたんだと思う。

「経験はなくても、興味を持ったことを調べたり、追求したりするのが好きな人が合っていると思います。うちのチームはすでにみんなクセが強いので、どんな方でも受け入れられるような気がしています」
  
  
谷口さんのあとに話を聞いたのは、とるチームのリーダーを務める橋本さん。

東京で洋裁教室の先生をしていたという橋本さんは、兵庫県の出身。地元に近い場所で働きたいと考えはじめたとき、日本仕事百貨でtamaki niimeを見つけた。

「その記事で募集していたのは、ウェブの担当者でした。経験はなかったけど、ウェブをやるならやるし、服をつくるならつくるし。とりあえず入ったらいろいろできるんじゃないかなって。予想通り、いろんなことをやらせてもらっています」

飄々とした雰囲気の橋本さん。ボールはまず受け取ってみるという姿勢から、頼りにされることも多い様子。

「絵を描くのが好きで、東京で個展を開いたこともあるって話したら、おもしろがってくれて。ここで展示をしたこともあります。日々めまぐるしくいろんなことが起きますが、個人的には楽しんでいる方だと思います」

配属されたウェブチームでは1年前にオンラインショップをオープンした。1点ものしかない作品をどう見せるのか、作品の質感をどう伝えるのか。試行錯誤した結果、すべての作品を撮影・掲載している。

日々の運用がうまく回りはじめた今は、動画の制作にも力を入れているところ。

作品のことやスタッフのこと、会社にあるマニアックな道具の紹介まで。You TubeやLINEを通じて、毎日のように動画を配信している。

「チームのなかに映像制作の経験者はいなかったので、みようみまねで動画をつくってきました。だんだん慣れてきて、ラボにあふれる音を集めてみようとか、ドローンはこんな使い方ができるんじゃないかとか。遊びのなかから出てくるアイデアも増えてきた気がします」

動画はさまざまな話が出てきて見飽きないし、なんだか親近感を感じるものばかり。どんなことを考えて動画をつくっているんですか。

「つくりすぎないのが、うちっぽいのかもしれませんね。毎日配信していくので、リアルな部分、今起きていることを生で発信したいというか」

今起きていることを発信したい。

「うーん、なんでだろう。うちのものづくりがそうだからかな。作品をつくるラボがあって、すぐ横で販売していて、フィードバックしあって。そうやって作品をつくり続けてきたんですよね」

「あとはやっていることが多いから、すぐに出さないと変わっていってしまうというか。農業チームだったら毎日のようになにか収穫しているし、編みチームも毎日違うものをつくっていく。どこの部署でも毎日なにかしら起きているから、すぐに出さないと。今のペースでも足りないくらい、伝えたいことがたくさんあります」

常に変わり続けるtamaki niimeのものづくり。

自分の直感を大切にしていきたい、自分にも社会にも素直に生きていきたい。

そんな人はよかったら、話を聞きに行ってみてください。

(2021/8/5 オンライン取材 中嶋希実)

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