求人 NEW

ひらいて、結んで、育つまで
人の居場所づくりを
肌で感じる仕事

「海外から来た入居希望の方とシェアハウスの現地で契約をした後、『これからインテリアを買いに行く』という話になったんです。そしたら、そばで話を聞いていたほかの入居者さんが、『今の時間ならこのお店が開いていますよ』ってすかさず教えてくれて」

「そのやりとりに、すごくほっこりしました。このシェアハウスには、今から日本で頑張ろうとしている人を、自然と手助けする人がいるんだなあって」

そう話すのは、株式会社Rバンクの柳沢さん。自社で企画した女性専用シェアハウスの管理、運営などを担っています。

シェアハウスは一般的な賃貸住宅と異なり、個室のほかにひらかれた共用部分がある。自分たちがつくった空間で生まれたコミュニティや、暮らしを垣間見る機会も多い。

実際に人と接して得られる気づきは、日々の管理業務に役立つだけでなく、新しい企画の種にもなる。

Rバンクは、そのサイクルをもとに成長してきた不動産会社。物件の企画から、管理運営まで社内で一貫して行なっています。近年は、コミュニティ型の住宅、マンスリーマンション、ホステルなど、事業の幅も広がりを見せています。

今回は、コミュニティ型の住宅やシェアハウスを中心とした賃貸物件の管理運営、コーディネートを担う人を募集します。部署間の垣根が低いので、今回の募集で入社する人も、シェアハウス事業を軸足に、いろんなノウハウを習得できる。日々の経験を糧に、新しい挑戦を続けたい人にぴったりの環境だと思います。

正社員はもちろん、ライフスタイルに合わせて契約社員や委託スタッフ、アルバイト等の働き方も相談できます。

 

東京・中目黒駅のそばにあるオフィスを訪ねたのは、2025年の1月、仕事始めのころ。

Rバンクは部署ごとに休日が異なるため、年始は全員そろって、中目黒の道祖神社へ参拝し、簡単なキックオフを済ませる。そして近々、全社員で箱根神社までお参りに行き、今年の目標を発表し合うらしい。

「だから、私の今年の目標はまだ秘密です!」と笑うのが、取締役の金子さん。いつも先々の予定、未来のことを楽しそうに話してくれる。これから入る人にとっては直属の上司でもある。

2006年に創業したRバンク。数年前に京急グループと業務提携してからは、都内から沿線の神奈川・三浦あたりまで事業の範囲が広がってきている。

「私たちが期待されているのは、まちづくりに、新しい風を吹かせることだと思うんです」

Rバンクで最近力を入れているのが、コミュニティ住宅。横浜市にある「hagu組む 東戸塚」もそのひとつ。

築35年の社員寮をリノベーションした集合住宅で、最寄り駅からはバスを経由する立地でありながら、満室の状態が続いている。

特徴的なのは、ひとつの建物のなかに、DIYができる部屋、ペットと暮らせる部屋など、いろんなライフスタイルを想定した物件が共存していること。屋外の共有スペースも広く、ご近所さん同士で顔を合わせる機会も多い。

一方で、大型犬OKの部屋は外階段から出入りできるようになっていて、動物が苦手な人とのハレーションが起きないよう配慮もされている。

さりげない気遣いは、いかにもRバンク。愛犬家の金子さんらしい。

「私たちの仕事は、個人の注文住宅をつくることじゃなく、オーナーさんからお預かりした物件の価値を高めること。時代のニーズに合わせた建物の活用を考えて、形にすることです」

「だから普通の住宅じゃダメ。見た人が、ここに住みたい!と思う特徴やデザイン性が欲しいんです」

大型犬と暮らせる集合住宅、ガレージ付き賃貸、家庭菜園ができる家、音楽家のための賃貸住宅。

みんなの必要条件ではないけど、ある人にとっては暮らしに欠かせないこだわり。Rバンクの企画は、いつか自分で家を建てるときの夢として、遠くに見ていたイメージを「今」実現してくれる。

今年リリースされた横須賀のコミュニティ住宅では、金子さんもまちの雰囲気を感じながら暮らしのイメージを膨らませた。

「スタッフと一緒に、海辺でバーベキューもしました。横須賀の中でも自然の多いエリアで、近くに大学も総合病院もあるし、音楽やスポーツのイベントが開かれる場所もあります。入居する方もまちのいろんなところに行って遊べるように、物件にはシェアサイクルとキックボードも設置しています」

入居者募集のサイトには、自分たちの素直な実感を伝えるため、スタッフによる、まちの紹介レポートを掲載。手描きのイラストも添えられている。

物件の1階にはコミュニティプレイスもある。そこで使う家具の搬入作業は、部署の垣根を超えてスタッフが協力して行った。

 

コンセプトに合わせた空間デザインやコーディネート、雑貨などのもの選び、配線の隠し方など細かいテクニックまで。

普段、物件の管理や運営を中心に担うメンバーにとっては、場づくりを実践で学ぶ機会にもなる。柳沢さんも、入社してすぐのころから一緒に現場で手を動かした。

「私はもともと、工務店で住宅のリノベーションやリフォームに関する営業や現場監督の仕事をしていました。それでも、自分で空間をつくるのは今回がはじめてで、すごく一体感がありました」

2024年1月に入社した柳沢さん。最初に任された仕事は、35棟あるシェアハウス物件すべてを巡回して、その特徴、生活ルールなどを把握していくこと。

Rバンクのシェアハウスは、コンセプトや名前、空間のデザインが一棟ごとに異なる。建物を巡回しながら、そこで暮らす人の様子も自分の目で確認する。

「埼玉や神奈川にも物件があるので、電車移動も多いです。私は体力に自信があるほうだと思っていたんですけど、それでも、ああ、今日はよく動いたなって思う日もあります」

建物の確認ができたら、次は入居希望者に向けた案内業務を教わる。最近はワーキングホリデーなどでやってきた外国人の方から、入居の相談を受けることも増えているそう。

「なかにはまだ日本語がそこまで流暢ではない方もいるんですけど、みなさんなんとか聞き取ろうとしてくださる意欲が強くて。私もジェスチャーを交えたりゆっくり話してみたりして、工夫しています」

「この仕事は、基本的に人と話す場面が多いので、相手のことを思いやる気持ち、人が好きっていうことは大事なポイントだと思います」

もともと日本仕事百貨の記事を見て、会社の雰囲気に惹かれて入社したという柳沢さん。

実際に入ってみてどうでしたか?

「人間関係では、まったくストレスがないです。業務ではあまり関わりのない人も、たまに顔を合わせると、自然に声をかけてくれる。いつもべったり一緒にいるわけじゃなくて、みんなほどよい距離感で仲がいいです」

 

Rバンクへの入社理由に「雰囲気が良さそう」という印象をあげる人は、少なくない。

新しくチームに加わる人にとって、一番身近な先輩になるのが、この春からアシスタントマネージャーを務める宮下さん。

「簡単にいうと現場リーダーのような感じです。同じ部署で働くスタッフの意見を吸い上げて、経営陣との橋渡しをする。みんなが働きやすい環境や、効率よく業務を進められる仕組みづくりをしていけたらと思っています」

人と人の間に立って調整をする役割というのは、物件の管理業務にも共通する。

入居者さんやオーナーさん、設備関連の業者さんなど、立場の異なる人たちと、どうすれば円滑にコミュニケーションを進められるか。家や生活のトラブル対応は、当事者にとっては切実な問題だからこそ難しい面もありそう。

「まず、しっかりヒアリングをして相手の声を受け止める。そこから先は、状況に応じた基準のようなものが社内に蓄積されているので、経験を積むことで、スムーズに調整できるようになると思います」

「仕事を始めたばかりのころは、入居者さんとのコミュニケーションに一個人の感情みたいなものが入りすぎてしまって。最近は、会社の一員としてどう伝えるかという軸を持てるようになったので、イレギュラーなことも落ち着いて対応できるようになりました」

宮下さんは、現在入社4年目。Rバンクで働き始めてから、宅建の資格も取得した。もともと知的好奇心が旺盛で、新しい知識や技術を身につけることを楽しめるほうだという。

「前職はホームセンターで働いていたので、DIYアドバイザーや電気工事士など、住宅関連の資格をいくつか持っていました。Rバンクは、自社物件の内装を自分たちで手掛けることもあるので、資格が役立つ場面も多かったです」

「もともと、ひとつのことを極めるより、いろんなことに挑戦するほうが好きなので、不動産会社というイメージの型にはまらないところも、私には向いていたと思います」

ときには、DIYで物件の壁を塗装したり、1日かけて自転車で街中を探索したり。自分たちの目と、手と、足でつくりあげるからこそ、企画する物件にも愛着が深まるという。

そうやって生まれた空間を、求める人に届けるための工夫も宮下さんたちの仕事。

物件に空室が出たときは、さまざまな視点から見直しを繰り返す。

「自社物件の場合は、自分たちで入居プランを自由に調整できることも多いです。たとえば、通常は2年契約のところを、3ヶ月とか半年とか、短期契約もOKにしてみたり、賃貸だけどシェアハウスに近い暮らし方ができるように立て付けを変えてみたり。それだけでも入居者の幅が広がります」

「すぐに結果が出るとは限らないけど、自分で考えて工夫できるのはおもしろい。社内の雰囲気として、出した意見をいきなり否定されることは少ないので、経験が少ない人でも、まず言ってみようという気持ちで向き合えると思います」

世の中の変化に合わせて、人の暮らし方、街に必要な居場所の形は変わっていく。 同じ空間でも、契約条件や打ち出し方を変えることで、新しい暮らし方を提案できる。

「最近はやっぱり、家でリモートワークをする方が増えていて。入居案内のときも、インターネット無料など設備面の条件を重視する方や、日中、周りが静かな環境のほうがいいという声も多くなっている気がします」

 

日々の何気ない実感が、次に必要なアイデアに気づかせてくれる。

Rバンクは、そうやって変化する時代に適応し続けてきた会社です。今年の夏には、創業20年目を迎えます。

女性が安心して暮らせるシェアハウスにはじまり、最近は、外国人実習生のための寮なども手掛け、さまざまな形でコミュニティづくりを担ってきました。

管理なくして、企画なし。

新しい居場所づくりを続ける土台には、街の暮らしを間近で見てきた経験が活かされています。

(2025/1/7 取材、9/12 再募集、2026/4/10 更新 高橋佑香子)

問い合わせ・応募する

おすすめの記事