今年度もまた「しごとフェス」をやろうと思います。
岡山・西粟倉村からそんな連絡が届いたのは、世の中が大きく変わった2020年の暮れのことでした。
兵庫と鳥取の県境に位置するこの村、かつてはどこにでもあるような過疎地域でした。近隣地域の合併が進むなか、村として生きていく道を選び、豊かな森を生かした林業や木材加工を皮切りにさまざまなベンチャー企業が立ち上がりました。
そこからさらに起業家の仲間が増え、事業も大きくなり、2019年には合同説明会を開催。2回目となる今回のイベントでは、小さな村で生まれた10のベンチャー企業が、新事業など新しい挑戦に踏み出すためのスタッフを募集したいのだという。
大きな森に囲まれた西粟倉村では、人や社会の循環を「生態系」にたとえて語られることがよくありますが、今まさに、それが多様化していくフェーズなのだと感じます。
木々が枝葉を伸ばして森ができ、さらにそれを手入れすることで、根元に草花が育ち、生き物が増えていく。
豊かな森のように挑戦が芽吹いて広がっていく、西粟倉の今を取材してきました。
今すぐ村で働いてみたいという人には10の仕事を。まず村のルーツや雰囲気を知りたいという人は「今いる場所から一歩踏みだす」の記事からどうぞ。
合同説明会「小さな村のしごとフェス」(3月6日、7日 オンライン開催)/2月19日公開
一般社団法人グリーンカラー(村のインフォメーションセンター)
IRON & WooD 工房Kodama(鉄と木の家具とプロダクト製作)
一般財団法人 西粟倉むらまるごと研究所(プロジェクトマネジメント)
※日本仕事百貨では、2019年にも西粟倉村の求人特集記事を紹介しました。よろしければ、こちらもご覧ください。
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